本心が垣間見える時には ページ18
「しょっぴー、？今大丈夫？」
帰路についた後、直ぐ様電話をかけた。
「なに」
「あの、私たちって不仲、」
「不仲だろうが」
「いや、違うの。改善したいわけじゃないけど、」
「なに、瑠璃から離れてほしいの？」
「だから、そういうことじゃなくて」
「だったらなんだよ」
"俺、暇じゃないから"ってブチって切れた。
甘いフェイスに反するキリリとした口調。
楪さんとは、ぜんぜん違う。
.
「作曲、ですか」
「ええ、前のグループでは作詞作曲されていたわよね？」
「はい」
「そしたら、東雲さんに任せたいなって思ってね」
「楪さんは、？」
「瑠璃は誰かと組ませるよ。取り敢えず東雲さんはソロ曲を自分自身でやってみてほしいんだ」
突如告げられてもわからない。
作詞作曲は軽くはしていたけど、世に出せるほどの傑作はかけない。
どうすれば、
.
「ここらへんは、もっとテンポを遅くして…」
作曲家の人を尊敬するほどに、やはり悩ましいものだ。
作詞は完成した。けれど、
自分でもよく、わからなかった。
＜作詞＞
当たらないスポットライトはいつもあの子が輝く。
在り来りな笑顔で取り繕えばもうこっちのものだ。
打ち明けられない 心の底からの思いが
いつからか操られた人形のように
呪いの糸が私を操っている限り
本当の友達になんてなれない
消えたい 死にたい 居なくなりたい
不気味な世の中の狭間から
きっと顔なんて出せない
今顔を出したら
どうなるかわからない
下手だなぁ、。
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ゴマ団子(プロフ) - コメントありがとうございます！歴代であまりコメントが来なかったのでコメント嬉しいです！書き終えたあとにもう一度メインストーリーを見るとやはり理解が深まった気がします！続きを書くか迷っておりますが何回でも読んでくださいませ(*^^*) (4月30日 23時) (
レス) id: be5f4b3a72 (このIDを非表示/違反報告)
夜長王(プロフ) - すみません、類が出てきてコメントするか迷ったんですけど後書きで25のメインスト参考って書いてあってついコメントしてしまいました。奏とまふゆの関係性だーとなりました。シリアス味があってとても続きが気になる作品でした。ありがとうございます！ (4月29日 20時) (レス) @page36 id: 5051543c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇-sumeragi- | 作成日時：2024年4月7日 22時
